創造性と知能との関連は高い。
思考の広さと独自性は関連が高い。
創造性は5歳で低下し、小学4年で停滞がみられます。
高い知能の子供は
集中力があり、細かい手先の作業に優れ、状況を観察
しながら自己の行動を統制できる。
中程度の知能の子供のほうが
「発想や行動がユニーク」、
「失敗を恐れずに困難な仕事を試みる」
傾向が高かった。
つまり、中程度の知能の園児の方が創造性が豊かである
4 歳ごろは、製作後に命名することが多い。
5 歳ごろには、製作前に内容を宣言して作製 することが多い。
作品製作において、ほとんどの保育園児(2 歳 11 か月
~5 歳 10 か月)が粘土をレリーフのように平面的に使用しがちで、立体的に使用したのは、わ
ずか 22 名中 3 名の園児のみであったとしている。中川(2001)は、実際に 4 名の園児について、
2 歳から 6 歳の 4 年間の粘土作品の形態について調査している。その結果、作品形態の発達過程
は、粘土を触るなど行為そのものである段階から、粘土作品が客観的な形態をなし、それによっ
て自己表現する段階へ移行する過程であったとしている(p.80)。6 歳になると、作品の形態が具
体的になり、完成度も高くなり、何らかの「質的な転換」が生じたとしている