photo by Ken Lund
講演などでは
だらだらとしゃべるよりは
項目に分けてしゃべる方が
メリハリがついてわかりやすいということでした。
項目数を考えた時には
「3」や「8」にわけるのが表現方法の1つだそうです。
たとえば、世界の三大美人、景色なら近江八景(おうみはっけい)*1など歴史的にも語呂がいいということでした。*2
たとえば
「最近の政治はどうお考えですか?」と質問されたとき
とっさに「3つ問題があります。」と答えたほうがいいそうです。
頭の中に、まだ答えが浮かんでない時でもだそうです。
「1つ、わかりにくい。2つ、きたない。」
そう答えてから、ちょっと間を置いてから
「そして3つ目は、のろい。」
「3」というのは、
いかにも整理されている感じで
なるほどと思わせる力がある。
実際には
4つ、5つもあるけど
答えを印象づけるのは、なんといっても
「3」がなのであるということでした。
近江八景
近江八景(おうみ はっけい)とは、日本の近江国(現・滋賀県)にみられる優れた風景から「八景」の様式に則って8つを選んだ、風景評価の一つ。 石山寺、瀬田の唐橋、粟津原、矢橋、三井寺(園城寺)、唐崎神社、浮御堂、比良山の8つのこと。
*2:「考える力」をつける本